大きな雲が流れてゆくよ

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屋久島へ二泊三日旅行 第一日目

8/28(金)~30(日)で二泊三日の屋久島旅行に行ってきました。第1日目の大まかな行程は以下のとおりです。

 

第1日目

05:40 - 07:12 柏駅 → 羽田空港第1ターミナル

08:15 - 09:55 羽田空港 → 鹿児島空港

11:50 - 12:25 鹿児島空港 → 屋久島空港

13:00 - 18:00 島内ドライブ

18:00 民宿着

 

屋久島に訪れた目的は縄文杉と白谷雲水峡なのですが、どちらに行くにしても初日は時間的に余裕がないので、屋久島到着後は島内をのんびりドライブという計画を立てました。

 

 羽田空港到着まで

自宅のある千葉県流山市から羽田空港までは電車で1.5時間ほどですが、平日の朝にスーツケースを引っ張って駅構内を歩くのは骨が折れそうだったので、柏駅から出ているリムジンバスを利用しました。

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乗り場は柏駅西口にあるクレストホテルの前。前日終電近くまで残業したこともあり睡眠不足だったため、バスの中では爆睡する予定でした。しかし、柏ICから高速道路に乗った直後に運転手さんから渋滞を告げるアナウンス。それを聞いた私の後ろの席の人(おそらくこのバスの常連)が「こりゃ1時間は遅れるな・・・」とつぶやいたのでのんきに寝ていられない状態になりました。もともと飛行機離陸の1時間前には到着するバスに乗ったのでかなり余裕をもったつもりでしたが、1時間遅れるとなると最悪飛行機に乗り遅れてしまいます。結果的に三郷JCTで発生していたこの渋滞を乗り越えてからは比較的スムーズに進んだため、予定より30分遅れ程度で空港に到着することができましたが、往路での空港へのアクセスにバスを利用するのはそれなりのリスクがあるんだと身をもって実感しました。

 

屋久島空港到着まで

羽田空港到着が30分ほど遅れたため急いで登場手続きをしようとしたところ、背負っていたリュックにくくりつけてあった登山用のストックが長さ制限に引っかかってしまい、急遽荷物預けの手続きをすることに。また、リュックに前の登山に持って行った万能ナイフが入ったままになっており持込荷物検査で引っかかるなど、普段飛行機に乗らない故の未熟さがポロポロ出てしまいました。

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鹿児島空港に到着。丁度このとき噴火の危険性が高まっていた桜島はこのアングルからは見ることができませんでした。

乗り継ぎに2時間程の空き時間があったため、空港内をぶらぶらしました。

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空港の外にあった天然温泉足湯(無料)に浸かったり。

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カツカレーを食べたり。

そして屋久島空港行きの飛行機に乗り込みます。

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 プロペラ機でした。

鹿児島空港から屋久島空港へは30分程度ですぐ着きました。

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屋久島が見えてきました。かっこいい~。

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屋久島空港に到着。かなり小ぢんまりしていて古めかしい雰囲気。

 

屋久島ドライブ

レンタカーは空港から徒歩1分のところにあるオリックスレンタカーで予約しており歩いて向かうつもりでいましたが、空港の出口で店の人が私の名前を書いたボードを掲げて待ち構えていてくれており、車で店舗まで乗せていただきました。これはありがたかったです。

さて、計画ではレンタカーで島内を一周するつもりでしたが、屋久島の北西部の永田地区が崩土により通行止めになっているとのこと。やむなく空港から180度反対側にある大川の滝まで半周して引き返すというルートに変更しました。

 

猿川ガジュマル

最初に訪れたのは猿川ガジュマル。ガジュマルとは熱帯地方に分布するくわ科の植物で、根っこが幹のように太く立派になる特徴があるそうです。車が2~3台止められるスペースがあってそこから森の中に入っていきます。

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目立たないですが案内板もありました。

 

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こんな道を進んで行きます。

 

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10分ほど歩くと辺りの木々の様子が変わっていました。ここが猿川ガジュマル。

 

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幹なのか根なのか区別がつかないものがだら~んと垂れ下がっています。

 

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足元もガジュマルがびっしり。ちょっと気味が悪いくらい。

 

この猿川ガジュマルは何の前知識もなく訪れたのですが、後で調べてもガイドブックにも載っていなかったのであまり有名な観光スポットではないのかもしれません。しかし、アクセスしやすくお金もかからず屋久島の自然を十分に味わうことができるので、お勧めです。あ、虫除け対策はしっかりしたほうがいいでしょう。

 

千尋の滝

「せんぴろのたき」と読みます。猿川ガジュマルとは違ってここは有名観光スポット。駐車場から徒歩数分で滝を一望できる展望台に到着できます。ただし、海沿いを走る県道から駐車場に向かう道は行き方によってはとてもすれ違えないくらい細い山道を登ることになるので、注意しましょう。

 

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 滝までの距離はありますが、すばらしい迫力。落差のある滝もさることながら、左側に広がる大きな一枚岩が大変美しいです。

 

大川の滝

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「おおこのたき」と読みます。

 

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こちらは千尋の滝と違って滝つぼの近くまで行くことが可能です。

 

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理由は分かりませんが、滝の上空にはトンボが大量発生していました。

 

民宿到着

大川の滝から引き返して、民宿のある宮之浦エリアまで移動。ちょうど島を半周するような感じです。

 

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お世話になったのはこちら、民宿たけすぎ。

 

チェックインして早速夕食。

 

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屋久島名物のトビウオのから揚げ。羽と尻尾はぱりぱりと食べました。身は淡白で美味しかったです。

 

食後、お風呂に入り20時くらいでしたが睡眠不足だったのと翌朝縄文杉ツアーで4時起床予定だったので、軽くお酒を飲んで就寝しました。充実した屋久島第一日目となりました。