大きな雲が流れてゆくよ

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屋久島へ二泊三日旅行 第三日目

屋久島旅行最終日は、縄文杉と並んで多くの人が訪れる白谷雲水峡に行きました。前日に引き続き今日も雨。今回の屋久島旅行は残念ながら三日間で晴れ間はほとんどなく、7割雨・2割曇り・1割晴れといった内訳でした。まあ一番恐れていた台風直撃は免れたので良しとしましょう。

 

8/30(日) 白谷雲水峡タイムチャート

05:00 起床

06:30 白谷雲水峡駐車場到着

07:00 白谷雲水峡トレッキングスタート

07:15 さつき吊り橋通過

08:05 くぐり杉通過

08:10 七本杉通過

08:20 苔むす森到着 ※ここで引き返しました。

09:45 三本槍杉通過

10:20 二代大杉通過

10:30 さつき吊り橋通過

10:45 白谷雲水峡駐車場到着

 

本来の白谷雲水峡のトレッキングは太鼓岩まで行くのが一般的ですが、前述のとおり雨天だったので眺望が望めそうにないことと前日の縄文杉トレッキングで疲労がだいぶ溜まっていたことを考慮して、苔むす森で引き返しました。

往路 楠川歩道コース

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駐車場から登山道に向かう道です。こんなところでも右側で鹿が草を食んでいました。

 

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飛竜おとしの横を登ります。

 

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さつき吊り橋。奉行杉コースと楠川歩道コースの分岐点です。往路は楠川歩道コースを選択。

 

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さつき吊り橋の上から見る景色。

 

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登山道は基本的に石や木で作られた足場を進むので登りやすいです。ガイドブックによるとこの歩道は江戸時代に薩摩藩によって整備されたものだそうです。

 

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ここで晴れ間が。今回の旅行では本当に貴重な晴れ間です笑。

 

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七本杉。白谷雲水峡で一番大きな屋久杉です。枝が七本に分かれていることからこの名前がつけられたそうですが、この写真にはまったく写っていません・・・。

 

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そして、かの有名な苔むす森にやってきました。ぶっちゃけて言うとここに来るまでに見てきた景色と大きな違いはないように感じました。とはいえ幻想的で素晴らしい。あえてここで説明する必要もありませんが、苔むす森はもののけ姫の舞台モデルになった場所とされています。

 

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丁度ここにいたときに、別の団体の女性二人組がもののけ姫のコダマのフィギュアを木の上に置いて記念撮影していました。コダマって持参するものだったのか・・・。

 

復路 奉行杉コース

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白谷雲水峡が一番美しいのは雨上がりの晴れだとガイドブックに書いてありましたが、幸運にもその瞬間に立ち会うことができました。露を纏った木々が太陽の光を浴びてキラキラしていました。

 

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美しい反面、沢は増水していて危険。今回は普通に渡れましたが、場合によっては引き返す勇気も必要とのことです。そういえば1ヶ月くらい前に内閣府職員が白谷雲水峡で遺体となって発見されたなんてニュースがあったな・・・。

 

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人をまったく怖がらない屋久鹿。怖がらないというより眼中にないといった感じ。でもかわいい。

 

11時前には白谷広場に到着。太鼓岩まで行かなかったので4時間弱のトレッキングとなりました。

 

事前情報では白谷雲水峡は縄文杉と比較して初心者向きで、登山と言うよりはハイキングに近いなどと職場の経験者から聞いていましたが思っていたよりハードでした。特に復路に選んだ奉行杉コースは上り下りが激しく、また雨で増水した沢を横切るポイントがいくつかあったりで、疲れた身体にはなかなか厳しい行程でした。

 

さらば屋久

白谷雲水峡の後は、日帰り温泉→昼食→飛行機で鹿児島→飛行機で羽田→バスで柏→帰宅という流れで行動しました。

 

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昼食で訪れたのは人気店の潮騒。エビフライが大きい!そして名物の首折れサバは未入荷のためメニューにありませんでした。残念。店内には観光客だけでなく地元の人も多く訪れているようでした。

 

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行きと同じく、鹿児島空港まではプロペラ機でした。さよなら屋久島。

 

この後、19:10に羽田空港に到着し夕食を食べてバスで柏駅まで移動、自宅に着いたのは23:00頃でした。とてつもない充実感と疲労を味わいながら、早々と就寝。明日からは容赦なく仕事・・・。