自宅PCのCPUファン交換 Cooler Master Hyper 103
自宅PCのCPUファンを交換しました。これまではインテルのCPUに付属していた小型ファンを稼動させていましたが最近になって冷却効果が落ちてきたらしく、BIOS起動時に「CPU温度が高すぎます!」というメッセージが出たり動作中(特にOS再起動中)に突然「ぷすぅん・・・」と停止することが増えてきました。単純に吸気口の埃を掃ったりグリスを塗りなおせば解決しそうな気もしましたが、良い機会なので安めの製品を購入することにしました。
購入した製品はこちら。
購入時はamazonで\4,398でした。
取り付けの様子
こちらは交換前のPC内部の様子。組み立てたのは2010年くらいだったと記憶していますが、ものぐさなもので掃除はほとんどしていません。埃だらけです笑
インテル純正のCPUファンを外しました。この後CPU表面の固形化したグリスの拭き取りも行いました。
続いてCPUファンを固定するためのバックプレートの作成です。パーツはこれら。
組み立てるとこうなります。
そしてマザーボードの裏面に取り付け。私のPCケースは写真のようにマザーボードの裏面もいじれる設計になっていましたが、ものによってはバックプレートを取り付けるためにマザーボードをいったんケースから外す必要が出てきます。
次に、CPUクーラー側にバックプレートと接続するプレート(スペーサーというらしい)をねじ止めします。結局ドライバーを使ったのはここだけでした。
CPUクーラーを装着する前に付属品のグリスをCPU表面に塗りつけます。
そしてCPUクーラー装着。バックプレートから伸びているねじにしっかり固定します。ちなみにCPUクーラーの装着されたこの姿を見てシムシティを連想しました。
そしてファンを取り付けて完成です。スイッチを入れるとLEDが点灯します。まあ普段見ることはないと思いますが。
さぁ、さくっと取り付け作業終了し、早速冷却具合を見てみようと思ったときに間違いに気づきました。
このファンの向きだと排気口側から吸気口に向けて風を起こしてしまっているので、PC内の空気の流れを逆流してしまい冷却効率が悪化してしまいますね。
いったんクーラーを取り外し、先ほどとは逆向きで再度取り付け。今度こそ取り付け終了。
新CPUクーラー効果測定
アイドル時の温度は大体30度前後。交換前はアイドル時60度前後でしたので、効果てきめんといったところです。静音性もケースのふたを閉めてしまえばまったく気になりません。それほどCPUを酷使するような使い方をする予定はありませんが、これなら末永く使うことができそうです。